鍵専門用語収録リスト:ディスクタンブラー錠・電気ストライク

鍵屋の修理隊

用語一覧

ディスクタンブラー錠
一般的なピンタンブラー錠の一種であり、特定のディスク(円盤)を回転させることで施錠・解錠を行う錠前のタイプです。ディスクタンブラー錠は、ピンタンブラー錠と比較して耐久性が高くよりセキュアな錠前とされています。以下にディスクタンブラー錠の特徴や機能について説明します。
ディスクの回転による制御
ディスクタンブラー錠では、特定の位置に配置されたディスクを回転させることで施錠・解錠を制御します。正しい配置と回転が行われると錠前が解錠されます。
高い耐久性とセキュリティ
ピンタンブラー錠よりも耐久性が高く外部からの不正なアクセスを困難にします。ディスクの配置や形状が複雑で破壊的な手法での開錠が難しいとされています。
ディスクの数と配置
ディスクタンブラー錠は、複数のディスクが組み合わさっています。これらのディスクが正しい配置と回転によって解錠されます。
用途
ディスクタンブラー錠は、主に高いセキュリティが求められる場所や機器、金庫、自動車などで利用されています。

ディスクタンブラー錠は、高いセキュリティが求められる様々な用途に利用されており従来のピンタンブラー錠と比較してより安全性が高いとされています。



電気ストライク
電気制御によって制御される施錠装置の一種でドアやゲートの施錠・解錠を電気的に制御するために使用されます。通常は、施錠されたドアやゲートを電気信号によって解錠するために用いられます。主な特徴と機能は以下の通りです。
解錠制御
電気ストライクは、電気信号を受け取ることで施錠されたドアやゲートの鎖を引き込むことで解錠します。これにより通行を許可することができます。
リモート制御
電気ストライクはリモートから制御することが可能で、リモコン、アクセス制御システム、セキュリティシステムなどと連携して遠隔操作が可能です。
セキュリティ向上
電気ストライクは、アクセス制御の強化やセキュリティ向上に寄与します。特定の条件下でドアを解錠することで制御されたアクセスが可能となります。
自動化と統合
他の電子システムと統合することで、タイマーやアクセスカード、指紋認識などと連携して自動的な解錠や施錠を実現することができます。

電気ストライクは、商業施設、オフィスビル、ホテル、病院、学校などの建物や施設で利用されセキュリティ管理やアクセス制御を効率的に行うのに役立ちます。



テンキー錠
テンキー錠(テンキーロック)は、数字(通常は10進数)の組み合わせを用いて施錠・解錠を行う鍵の一種です。通常、数字のボタンやキーパッドが備わっており事前に設定された特定の数字の組み合わせを入力することで施錠や解錠が行われます。主な特徴と機能は以下の通りです。
数字コードの入力
テンキー錠は、事前に設定された数字の組み合わせを正確に入力することで施錠や解錠が可能です。
セキュリティと利便性
パスコードは事前に設定され正しいコードの入力によってのみ開錠が行えるため、セキュリティが高いです。また、物理的な鍵を持ち歩かなくても良いため利便性があります。
再設定可能
ユーザーがコードを変更できるためセキュリティを維持しながら定期的にコードを変更することができます。
記録機能
一部のテンキー錠には、誰がいつドアを開閉したかを記録する機能が備わっていることがあります。

テンキー錠は、家庭用ドア、オフィス、ホテルの部屋、倉庫、自動車、銀行など、さまざまな場所で利用されています。安全で使いやすい選択肢として広く普及しており利用者が容易にコードを設定・変更できるため継続的なセキュリティの維持が可能です。



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