鍵専門用語収録リスト:すり鉢状シリンダー・スペーサー・スイッチストライク

鍵屋の修理隊

用語一覧

すり鉢状シリンダー
「すり鉢状シリンダー」は、錠前や施錠装置の一部で円筒状のシリンダー(筒状の鍵穴)が平らな面を持っている形状を指します。この形状は、通常の円筒形状のシリンダーとは異なり特定のセキュリティニーズに合わせて設計されています。すり鉢状シリンダーの特徴や用途について以下に説明します。
平らな形状
通常の円筒形状のシリンダーと異なりすり鉢状シリンダーは一側または両側に平らな面を持っています。この平らな面には鍵穴が設けられており鍵を挿入して施錠や解錠を行います。
特定のセキュリティ要件に適応
すり鉢状シリンダーは、一般的に特定のセキュリティ要件に合わせて設計されます。例えば、高セキュリティな鍵と鍵穴の組み合わせや特定の施錠装置に合わせて設計されることがあります。
利用範囲
すり鉢状シリンダーは、ドアロック、車のキーシリンダー、セキュリティボックス、自動車の点火スイッチなど、さまざまな施錠装置で使用されます。特にセキュリティが重要な場所で利用されることがあります。
特定の鍵形状
すり鉢状シリンダーに対応する鍵は、その形状に合わせて設計されており他のタイプのシリンダーには使用できません。

すり鉢状シリンダーは、高度なセキュリティ要件を満たすために設計され特定のアプリケーションに適したものとして使用されます。セキュリティ要件に応じて適切な形状と鍵を選択することが重要です。



スペーサー
「スペーサー」は、物体同士の間隔を保つために挿入される材料や装置を指します。一般的に、ある物体や部品と他の物体との間隔を均一に保つために使用されるものです。以下は、スペーサーの一般的な用途や種類についての説明です。
機械工学および建築
機械部品や建築物の構造物などで使用され部品同士の適切な間隔を保つためにスペーサーが挿入されます。
電子工学
電子部品や基板の間隔を調整するために電子機器や基板などでスペーサーが使われます。
自動車産業
自動車のエンジンやボディ、サスペンションなどの部品の間隔を調整するためにもスペーサーが利用されます。
産業機械
産業用機械の部品や機械装置の組立時に適切な間隔を保つ目的でスペーサーが利用されます。
金属加工
金属を加工する際、切削などの加工工程で適切な位置や間隔を保つためにスペーサーが使用されることがあります。

スペーサーは、機能や用途に応じて異なる素材(プラスチック、金属、ゴムなど)や形状(円筒形、板状、ウェッジ形状など)で製造されます。物体同士の間隔を正確に制御することが求められる多くの産業分野で重要な役割を果たしています。



スイッチストライク
ドアや窓のロック・開閉システムにおいて施錠時に施錠部分が正確に合うように調整するための機構を指します。スイッチストライクは、ドアロックや窓のロックがしっかりと施錠されることでセキュリティを高める重要な要素です。以下にスイッチストライクの主な特徴や役割について説明します。
施錠時の調整
スイッチストライクは、施錠時に施錠部分が正確にスムーズに収められるようにするための調整を行います。これによりドアや窓がしっかりと施錠されセキュリティが向上します。
ドアロックや窓ロックと連動
ドアロックや窓ロックの一部として組み込まれ、施錠機能をサポートします。スイッチストライクが適切に調整されていることでロック機構が正常に作動し施錠が確実に行われます。
耐久性と安全性
スイッチストライクは、耐久性のある材料で作られ長期間安全かつ効果的に機能するように設計されています。施錠時に適切な力がかかることで安全性が確保されます。
取り付けと交換
スイッチストライクは、ドアや窓に取り付けられるため、取り付けが比較的容易です。また、必要に応じて交換することが可能です。

スイッチストライクは、建物のセキュリティを向上させるために欠かせない要素であり正確な施錠と開錠をサポートする重要な部品です。



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