鍵専門用語収録リスト:親子鍵・押しボタン錠・オートロック

鍵屋の修理隊

用語一覧

親子鍵
「親子鍵」は、通常、1つの施錠機構に対して複数の鍵が存在しそれぞれの鍵が同じ施錠機構を操作できる仕組みを指します。一般的には、親鍵(親)と子鍵(子)という2つの鍵が関連して使用されます。
親鍵(親)
親鍵は、施錠機構を操作する主要な鍵であり、基本的な権限を持っています。この鍵があれば、施錠や解錠を行うことができます。親鍵を持つ者は、通常、全ての機能を制御できます。
子鍵(子)
子鍵は、親鍵から派生して作成される鍵であり親鍵が持つ権限の一部を持っています。子鍵を使用することで、親鍵が持つ一部の機能や制限された権限を利用することができます。

親子鍵システムは、家庭やビジネス環境でよく使用されます。たとえば、親鍵を家の主要な住人やオーナーが保持し、子鍵を家族や特定のメンバーに配布することで施錠や解錠を制御することが可能となります。また、オフィスや施設では、管理者が親鍵を保持し従業員やスタッフに子鍵を与えることで特定のエリアへのアクセスを制限したり記録を管理したりすることができます。


押しボタン錠
押しボタン錠(おしボタンじょう)は、施錠や解錠を押しボタンを使って行う錠前の一種です。これは、通常は数字や記号の組み合わせを入力して正しいコードを入力することで施錠や解錠を行うタイプの電子錠です。
特徴的な点は、物理的な鍵を使用せずに指定された数字や記号を特定の順序でボタンとして配置されたパネルに入力することで錠を開閉することができる点です。一般的には、パスコードを知っている者だけが施錠や解錠ができるためセキュリティが高いとされています。
このタイプの錠前は、住宅、オフィス、ホテル、金庫、車両など様々な場所で利用されています。また、一部の押しボタン錠は、指紋認証やスマートカード、専用のアプリとの連携など、さまざまな認証方式を組み合わせて利用することもあります。


オートロック
オートロックは、ドアやゲートなどの施錠装置に組み込まれる機能のひとつで特定の時間や操作後に自動的に施錠する機能を指します。これにより施錠を忘れた場合でも一定時間経過後に自動的に施錠されるため、セキュリティを向上させることができます。
主な特徴や利点は以下の通りです。
自動施錠機能
一定時間が経過すると自動的に施錠されるため不用意に施錠を忘れる心配が減ります。
便利さとセキュリティの両立
施錠を忘れることなく便利さとセキュリティを両立させることができます。
解錠方法の提供
通常は施錠後でも特定の操作や鍵を使った解錠などで外部からのアクセスが可能です。
アクセスコントロールの強化
出入り口のアクセスを制御するため不正なアクセスを防止するセキュリティの強化に貢献します。

オートロックは、住宅やアパート、オフィスビル、ホテル、マンション、商業施設などさまざまな場所で利用され便利で安全な施錠システムの一部として広く普及しています。



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