鍵専門用語収録リスト:プッシュプル錠・フェリカ・ブランクキー

鍵屋の修理隊

用語一覧

プッシュプル錠
ドアやゲートなどの開閉機構に使われる錠前の一種であり、プッシュ(押す)とプル(引く)の操作で施錠および解錠が可能な錠前のことを指します。これは、一般的にドアの取っ手部分に組み込まれた錠前メカニズムであり、非常に使いやすく、緊急時にも迅速に対応できるため広く利用されています。
主な特徴や利点は以下の通りです。

●使いやすさ; プッシュプル操作で施錠および解錠ができるため、取っ手を引くだけでドアを開けたり閉めたりすることができます。
●緊急時の利便性; 緊急時には、引くだけでドアが開くため、急いで室内に入ることが容易です。
●インストールの容易さ; 既存のドアに取り付けやすいため、取替えや新設時の取り付けが簡単です。
●使い手の負担軽減; 特に大きなドアや高いドアノブの場合、力を入れずに施錠や解錠ができるため、使い手の負担が軽減されます。

プッシュプル錠は、商業施設、オフィスビル、公共施設、住宅などさまざまな場所で利用されており、使い勝手とセキュリティを両立させた便利な錠前の一つです。



フェリカ(FeliCa)
「FeliCa(フェリカ)」は、ソニー株式会社が開発した非接触型ICカード技術の一種であり、主に交通系電子マネー、アクセス制御、電子チケット、IDカードなどの用途で広く利用されています。FeliCaは、非常に高速でセキュアな通信を可能にし、ICカードとリーダーライターの間で高い情報のやり取りができることで知られています。
主な特徴と用途は以下の通りです。

●非接触通信; ICカードとリーダーライターの間で非接触で通信を行うため、素早く簡便に取引やアクセスができます。
●高速通信; FeliCaは高速な通信速度を持ち、瞬時に情報を読み書きすることが可能です。
●多様な利用; 主に交通機関の電子マネーカードや、アクセスカード、電子チケット、会員カード、ポイントカードなど幅広い用途で利用されています。
●セキュリティ; セキュリティ機能が強化されており、不正アクセスや情報漏洩を防ぐための機能が備わっています。

FeliCaは、主に日本で交通系電子マネー(Suica、PASMOなど)、アクセス制御システム、電子マネー、IDカード、電子チケット、会員カードなど多岐にわたる分野で利用されており、その高い利便性とセキュリティ性から多くのユーザーに支持されています。



ブランクキー
まだ刻印や切削が施されていない、未加工の鍵のことを指します。これは、特定の施錠装置に適した形状の基本的な鍵であり、鍵の複製や作成の際に使用されます。
主な特徴や用途は以下の通りです。

●未加工の鍵; 刻印や切削が施されていない、シンプルな鍵の状態です。
●鍵の複製; ブランクキーは、特定の施錠装置に適した形状の鍵として、複製のための基本的な材料となります。
●鍵の作成; 施錠装置や施錠メカニズムに合わせて、刻印や切削が行われて具体的な鍵が作成されます。

ブランクキーは、鍵屋や専門業者が鍵の複製や作成を行う際に使用されます。施錠装置の種類やメーカー、鍵の形状などに応じて適切なブランクキーが選ばれ、それに基づいて刻印や切削が行われ、最終的な鍵が作成されます。



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